由禧(よしき)先生

星 star

2026/03/28 06:36:22

塔のあとに残るもの——“星”は、静かにそこにある





崩れる、という出来事は、思っている以上に多くのものを奪っていきます。

安心していた関係、信じていた価値観、自分なりに築いてきた日常。



それが一瞬で意味を失うとき、

人は「何を頼りに生きればいいのか」が分からなくなります。




タロットでいう「塔」は、まさにそのような体験。



避けようのない崩壊。

そして、元には戻らないという現実。





__では、そのあとに来る「星」とは、何なのでしょうか。



多くの人は、「希望が見えるカード」と説明します。



けれど、実際の“星”は、そんなに明るく力強いものではありません。



むしろそれは、とても静かで、頼りなくて、気づかれにくいもの。





崩れたあと、何もできずにいる時間の中で、

ふと「まだ大丈夫かもしれない」と思う瞬間がある。




理由は分からないけれど、

完全には終わっていない気がする。





それが「星」です。





何かを取り戻したわけでも、問題が解決したわけでもない。

それでも、呼吸は続いていて、

朝は来て、日常は少しずつ動き出す。





“星”は、外から与えられる希望ではなく、

崩れたあとにも消えずに残っていた、

内側のかすかな光です。





だからこのカードは、

「頑張ろう」とは言いません。

「立ち直ろう」とも言いません。




ただ、「そのままで大丈夫」と、

静かに在るだけです。







もし今、何かが崩れたあとにいるのなら。

無理に前を向こうとしなくて大丈夫。



まだ何も整っていなくてもいい。

意味が見えなくてもいい。



それでも、あなたの中には、ちゃんと“星”が残っています。





そしてそれは、気づかないうちに、

少しずつあなたを回復の方へと導いていく。





崩れたことに意味を見出す必要もありません。

ただ、残っているものに目を向けること。



それが、「星」の始まりです。




新しく何かを得るのではなく、

すでに在るものに還っていく。




それが“星”の時間なのだと思います。






由禧(よしき)

由禧(よしき)先生
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由禧(よしき)先生
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  • 【性別】
    女性
  • 【鑑定歴】
    1-2年
  • 【鑑定の雰囲気】
    とても話しやすい
  • カメレオン憑依による心の代弁 親子問題・子供の未来、可能性のサポート 文殊菩薩が照らす導き
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