由禧(よしき)先生
静けさの中でしか見えないもの
2025/10/22 14:20:11
新月を迎え、私は頭痛でふけっていた。
外では急に気温が下がり、
季節の変わり目の冷たい空気が静かに流れ込んでいた。
やらなければいけないことは山ほどあったけれど、
身体の声に従って眠りに落ちた。
夢の中で私は、静けさの中にいた。
人の声も、携帯の通知音も、何も聞こえない。
ただ、透明な空気のような意識の中に、
自分だけが存在していた。
目が覚めてから気づいた。
最近の私は「誰かと一緒にいる自分」よりも、
「ひとりでいる自分」に心が落ち着いている。
ママ友の定例会から抜けることを伝えた時、
拍子抜けするほど自然に受け入れられた。
抵抗されなかったのは、もしかしたらもう
“役目”が終わっていたからなのかもしれない。
仕事先でも、突然仕事の内容が変わり、
誰にも相談せず自分の裁量で進める時間が増えた。
一見、孤独に思えるけれど――不思議と穏やかだった。
「誰にも指示されない」「誰の顔色も見ない」ことで、
ようやく自分の呼吸を取り戻せたような気がした。
塾では、生徒と勉強以外の話をした。
その時間はおそらく上司からは好まれないだろう。
けれど、あの瞬間にだけ流れた“本音の空気”こそが、
今の子どもたちに本当に必要なものだと感じた。
心理学的に言えば、これは「同調疲れ」からの回復期。
人と繋がることで安心を得ていた心が、
“自分という境界”を回復しようと静寂を求める時期である。
ユングの言葉を借りるなら、それは「個性化」の入り口。
他者との関係の中で役割を演じてきた
“人格の仮面(ペルソナ)”を一度外し、
本来の自分――誰のためでもない“私”に
出会うための時間。
それは、寂しさを伴うが、決して孤独ではない。
むしろ“内なる友”との再会のような静かな幸福がそこにある。
そして思う。
この時期に無理をして外に向かおうとすると、
心はますます疲弊してしまうのだと。
季節が巡るように、魂にも「休息と再生」のサイクルがある。
人との関わりでエネルギーを使い切った後は、
自分の中に戻る時間をちゃんと与えてあげること。
それは「引きこもり」ではなく、
「内なる再構築」だ。
もし今、あなたが「人といるのが少ししんどい」と感じているなら、
それは“終わり”ではなく、“再誕”の始まり。
静けさを恐れず、
心の声に耳を澄ませてください。
隠者の灯す小さなランプは、
あなたを孤独に導くためではなく、
“本当のあなた”を見つけるための光なのです。
由禧(よしき)
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- 【性別】
- 女性
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- 【鑑定歴】
- 1-2年
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- とても話しやすい
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- カメレオン憑依による心の代弁 親子問題・子供の未来、可能性のサポート 文殊菩薩が照らす導き
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