由禧(よしき)先生

「鬼退治」は心の旅

2025/07/25 20:03:38

──『我』を退けて『己』を育てる



私たちは、昔話や神話、アニメの物語の中で「鬼退治」に触れることがあります。

桃太郎が鬼ヶ島へ向かい、鬼を倒して宝を持ち帰る。

『鬼滅の刃』では、鬼を狩る剣士たちが過去と向き合いながら、自分自身をも鍛えていく。




これらの物語は、単なる勧善懲悪ではありません。

「鬼」とは何か?

「鬼退治」とは何を意味するのか?




私は最近、こう考えるようになりました。



「我」が鬼であり、

「己」が人間なのではないか──と。



鬼とは、自分の中にある欲望・執着・承認欲求が肥大化し、

他者を傷つけても構わないという「暴走した自我」の象徴。

「我(Ego)」に支配され、人としての感情や理性を失っていく存在です。




一方で「己」とは、弱さも、矛盾も、痛みも受け入れながら、

それでも人間として生きていく自己のこと。

「己」は、育て直しの途中にある魂の核。




だからこそ、鬼退治とは「鬼を倒す」こと以上に、

自分の中の鬼=我を見つめ、退け、己を育てていく旅なのです。







心の鬼退治は、通過儀礼



鬼退治は、外に見える敵との戦いを通して、

内なる自己との対話が始まる通過儀礼でもあります。



• 「怒り」や「妬み」はないふりをせず、正面から向き合うこと

• 誰かを責めたくなる自分を観察し、「なぜそれが起きたのか」を問い直すこと

• 傷つけることでしか自分を守れなかった「鬼的な自分」を赦し、育て直すこと






鬼を倒す旅の本質は、

「本当の自分(己)」を育て直す魂の旅なのかもしれません。











誰の中にも鬼はいる



「鬼退治」というと、

外にいる悪い存在を「倒せば終わる」ように感じるかもしれません。



でも、本当の鬼は、自分の中にこそ潜んでいます。

そして、誰の中にも「人間らしさ=己」が同時に存在している。





鬼退治の物語は、

人は誰でも鬼になり得るし、誰でも人間として育ち直せる

という希望の物語でもあるのです。











もし今、誰かに怒りを覚えているのなら、

その相手の中の「鬼」を見ているのかもしれません。

でも同時に、自分の中にも何かしらの「鬼」がいることに気づけたら、

その怒りは、「己」を育てるための道しるべにもなります。





鬼退治は、他者をやっつける話ではない。

自分の魂を鍛え、成熟させる旅路なのだと思います。






由禧(よしき)

由禧(よしき)先生
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由禧(よしき)先生
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  • 【性別】
    女性
  • 【鑑定歴】
    1-2年
  • 【鑑定の雰囲気】
    とても話しやすい
  • カメレオン憑依による心の代弁 親子問題・子供の未来、可能性のサポート 文殊菩薩が照らす導き
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